5歳の頃、北斗の拳に憧れました。
「好き」は、意外なところで仕事になる。
yabには、子どもの頃からずっと絵を描いてきた社員がいます。
きっかけは、5〜6歳の頃に出会った『北斗の拳』。
ケンシロウ、ラオウ、レイ。
原哲夫さんが描く世界に憧れ、暇さえあれば絵を描いていました。
当時の夢は、漫画家になること。

でも大人になって選んだ仕事は、漫画家ではなくテレビ局でした。
一見すると、子どもの頃の夢とはまったく違う道です。
ところが、仕事をしているうちに「絵が描けること」が少しずつ武器になっていきました。
広報を担当していた頃には、番組にロゴやキャラクターが欲しいと思い、自分で描いてみる。
営業では、CMに興味を持ってくれたお客様へイメージを伝えるため、自分で絵コンテを描いて見せる。
完成品を作るためではありません。
「こんな感じですか?」
と絵にしてみれば、
「そうそう!」
も、
「いや、そうじゃない」
も分かる。
言葉だけでは見えなかったイメージを共有するための道具として、子どもの頃から描き続けた絵が仕事につながっていきました。
高校野球のCMでは、アニメーション用のイラストも制作。
しかも使うのは、今でもGペンです。
筆圧によって繊細な線にも、力強い線にもなる。
本人にとってGペンは「自分の体の一部」のような感覚なのだそうです。
5歳の頃に夢中になったものが、そのまま職業になったわけではありません。
でも、何十年も経って、思いがけない形で仕事の武器になりました。
好きなことは、すぐに役立たなくてもいい。
ずっと好きでいたら、いつか仕事の方から近づいてくることもあります。
ちなみに『北斗の拳』の影響は今も少し残っています。










